SDGsへの取り組み

環境建築設計は、1978年の設立当初から一貫して、「環境を意識した建築設計」に取り組んでまいりました。

コンクリート住宅に竹や木などの天然素材を取り入れ、
建物を長寿命化させるためにコンクリートの耐久性にこだわり、
時代が流れてもあきのこないデザインを追求し、
「屋上緑化」や「太陽光発電」
といった付加価値を提供してまいりました。

設立当初はご理解を頂くことに苦労したこともございましたが、おかげさまで賛同していただける方々が増え、今日では私たちの行ってきたことと方針を、より胸を張ってお伝えできる時代になりました。

このページでは特にSDGsという切り口から見た弊社の環境への取り組みを、具体的な実例をもとにご紹介いたします。

[環境建築設計が取り組んでいるSDGs 17のゴールの視点から] 7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに屋上緑化、太陽光発電、パッシブデザイン、ZEH住宅・ZEBの推進
 

建物の高寿命化
(高耐久性コンクリートの使用)
 

 耐震改修、化学物質の使用低減、ユニバーサルデザイン、バリアフリー化、高齢者への配慮
 

環境負荷の少ない建材の使用(竹や木などの積極的な利用)、瓦や庭石、欄干などの再利用
 

間伐材の利用、木材の再利用、木材の調達先の選別

 


具体的な実例

実例1屋上緑化
セントラルコート菊名

屋上緑化を実施した事例です。屋上緑化を行うことにより建物の省エネルギー化が可能になるばかりでなく、都市単位でもヒートアイランド現象の低減などに効果があります。
この事例では単に屋上緑化を推進するだけではなく、庭園を造り屋上を有効活用するとともに、地域の方々との交流の場にもなっています。

 

実例2:太陽光発電

S様邸

弊社は化石燃料に対する代替エネルギーとしての太陽光発電の利用について、早くから着目してまいりました。今日の太陽光発電は売電制度により収益を得る手段としても認知されておりますが、以前は自家消費の電力を発電することが主目的でした。自家発電が行えることは災害時の停電対策としても有効であり、近年は電気料金が高騰していることからも、太陽光発電については見直される時期に来ているのではないでしょうか。
 

実例3:耐震補強

みゆきビル

古いビルに耐震補強を施して建物の長寿命化を図った事例です。耐震補強は、建物の長寿命化という目的に叶うばかりでなく、災害時の安全性を確保することにもつながる有効な手段です。建物の長寿命化に伴い、幾つかの居室内において室内リフォームも行っており、居住性も高まりました。
 

実例4:リノベーション+耐震補強

H様邸改修工事

築50年の家屋をリノベーションして耐震補強も行い、より長く使い続ける建物に生まれ変わった事例です。この事例は単にきれいな住宅へ生まれ変わるばかりでなく、一部を賃貸物件として貸し出すことができるように設計することにより、収入まで得られる建物へと生まれ変わりました。
 

実例5:大規模リノベーション

明聖高等学校

こちらはもともと寄宿舎(ある会社の寮)でしたが、全く異なる用途である学校(高等学校)へとリノベーションを行った事例です。このような大きな建物は建設時に資源を大量に消費しますので、リノベーションという手段を検討することは有益です。リノベーションは新築と異なるノウハウが必要になりますが、弊社の設計力で諸々の問題点を解決しています。

 

サンクリバージュ野方

計画地に存在した旧宅の建材や庭の樹木などを再利用した事例です。木材などを廃材として処分せず再利用することで、環境負荷の低減につなげました。こちらの事例では新館において調光ガラスを用いることにより、省エネルギーにも配慮しています。桜の並木は、この建物だけでなく周辺環境にも良い影響を与えます。まさに住み続けられる街づくりにも貢献しているといえるのではないでしょうか。
 

実例7:緑を生かした建築

グローリアスガーデン

もともと緑豊かな場所に、その緑を生かしながら共同住宅を設計した事例です。既存の蔵や門柱などを再利用し、これまでのその土地の伝統を継承するという観点を取り込んでいます。品川区「緑化賞」受賞。

 

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